ニチイ

査定・返戻状況の分析(契約医療機関様向け)

査定返戻分析業務

査定返戻状況を適切に管理し、次月の対策に活用

近年、医療費適正化計画や医師・看護師その他医療職の人材不足などにより、病院経営を取り巻く環境は悪化しています。
そのため、病院の収入源である診療報酬明細書の査定返戻の削減がより一層重要視されています。

こんなお悩みや課題はありませんか?

  • 紙媒体で送付される査定・返戻内容をデータ入力することに時間がかかるため、精度が高くなく、正確に管理できていない
  • 分析のためにデータベース化したい
  • 院内で診療部門と対策を協議するにあたり、根拠となるデータを示したい

ニチイならではの特長

問題箇所の特定と原因追求

保険種別・標榜科別に査定返戻
状況の抽出や前年同月対比などの後追いができます。

診療科単位での取り組み強化

科別に状況抽出することにより院内全体での取り組みの強化や医師別の分析ができます。

他院比較により自院状況を判断

集積データ提出ユーザー様との数値比較が可能です。

サービス概要

当社の「査定返戻分析業務」は、従来の自院単独型の分析だけでなく、ベンチマークにも対応しており、全国レベルで他病院との比較分析をすることで、より的確な評価を行うことが可能です。

ベンチマーク対応型 査定返戻分析業務 他社との比較分析 同規模・同経営母体の他院との診療科比較 多角的な自院分析 全体傾向の把握・問題個所の特定 診療科毎の分析 リアルタイムに分析 再審査請求の管理 保険・診療区分・事由別の傾向

当社スタッフが集計作業を実施し、査定返戻の要因分析に寄与

当社独自システムを持込み、業務を実施します。

  • 毎月、支払基金や国保連合会より貴院宛に届く「増減点返戻通知書」「増減点連絡書」をお預かりし、通知内容をデータベース化。傾向分析や対策を検討し、結果を報告します。
  • 毎月の査定返戻状況を、【社保・国保・後期別】【診療科別】【箇所別】【事由別】など、さまざまな切り口で傾向を分析できるよう、情報を集約し、帳票や報告書をご提示します。
  • また、集積データをご提供いただけるユーザー様には、集積データとの数値比較を実施します。
院内 職員様 ①月初 通知書・連絡書 ニチイスタッフ ②上旬~中旬 通知内容の確認・自院データの集計分析 ③データ送信 ニチイ集積センター ④集積データ送信 ⑤中旬~下旬 比較分析・報告書作成 ⑥月末 当月の報告 ⑦報告資料のご活用 診療報酬委員会等会議資料 各診療科への回覧 医療局への報告資料

料金

契約金額は業務量により異なります。
詳しくは最寄の各支店までお問い合わせください。
営業担当者がお見積りをいたします。

導入事例・導入効果

導入事例:病床数400床規模の病院の場合

導入前の状況

査定返戻状況に関して、月々の他の業務に追われており・・・

  • 現在までのデータの取りまとめ方がまちまちで、数値・根拠として不十分
  • 数値根拠が不十分なため、資料作成にも苦慮
  • 査定返戻対策のための院内会議等で、協議のための確たる数値が示せていない

ご要望

  • データベース化による分析根拠としての情報強化
  • 報告書類・分析用帳票の作成対応
  • 院内会議資料へ「2」を活用し、査定返戻対策を強化

導入前~対策実施までの流れ

  1. STEP01 導入前 確認作業

    当社独自システムからの出力可能な帳票等について、ユーザー様と情報の共有。

    • 基金・連合会からのCSVデータの取り込み確認
    • 「1」データを用いたサンプル帳票出力

    ⇒導入の検討を実施。

  2. STEP02 業務量積算・お見積り

    導入前確認作業の結果、必要業務量を積算・お見積りを提示。

  3. STEP03 導入・業務実施

    発注を頂き、ニチイスタッフを導入しての業務実施。

    • CSVデータ及び「増減点返戻通知書」等の内容をシステムに入力
    • システムより帳票・報告書等出力
    • 「2」内容等をもとにユーザー様と協議し、分析作業を実施
  4. STEP04 院内調整・対策実施

    出力した帳票や報告書及び分析内容を用いて、院内会議等で査定返戻対策項目を協議。診療科も含めた調整を行うことで、査定低減に向けて対策を実施。

  • 上記は一例であり、ユーザー様の状況により異なります。

お問い合わせ

サービスのお申込み・お問い合わせは最寄りの支店まで。フォームやお電話でも承ります。

医療関連のよくあるご質問