ニチイではたらく人

「一日分」の生活に、
たくさんの希望を詰めて。

桂田 沙織

通所介護サービス(デイサービス)
浜松支店/ニチイケアセンター西美薗
2008年入社

わたしのWork

「ちょっとやってみようかな?」と、
思ってもらえる雰囲気づくりを。

デイサービスには、日々たくさんのご利用者さまが訪れます。介護度合や、できること、やりたいことは人それぞれ。相手に合わせたサービスをスタッフ皆で考えながら、朝から夕方まで楽しく過ごせるようにサポートしています。

時々、「家では全然食べんのに、なんでここだとよく食べるんだろう?」「おじいちゃん、自分で立てたの?!」などとご家族に驚かれることがあります。意欲の上がる声掛けや、介助のちょっとした工夫、そしてスタッフ全員でつくる、明るい雰囲気。いろんな要素や試行錯誤が実を結ぶ瞬間は、何よりも嬉しいものです。

実は私、入社して14年間は訪問入浴介護の仕事をしていました。バスタブとボイラーを専用の車に載せ、毎日7〜8軒のお宅を伺い、お風呂に入れてまわる日々。気持ち良さげな表情を見て、やりがいを感じる傍ら、ご家族のお困りごとを聞く機会もよくありました。あの時知った、ご自宅での介護の難しさや、デイサービスに求めること、「本当はこうしてあげたい」というご家族のやさしい気持ち。一つひとつ思い出しては、今の仕事に反映させる。今の私のやりがいです。

このメンバーとだから、
できる!

忘れられない体験があります。訪問入浴で出会った、重度のご利用者さま。気管切開をされていることもあってか、「どこのデイサービスにも受け入れてもらえない」とご家族はお困りでした。ちょうどデイサービスに異動するタイミングだった私は、ふと、「このメンバーとだから、きっと受け入れられるはず!」と。

確かに重度の方の受け入れは大変で、通常と異なる医療的なケアや人手が必要になります。しかし「機械入浴」と「送迎の乗車」ができる方なら不可能ではないはず。何よりニチイのスタッフたちは、相手に合わせて何かを変えたり、調整することに対していつもすごく前向きです。相談したら、案の定、全く面倒な顔を見せずに「やってみよう」「何人必要?」「どんなことに気をつけるべき?」と乗り出すように一緒に考えてくれました。

そして実現できたあの日の、ご家族の喜びようと、ケアマネジャーさんの驚きったら!「やっぱりニチイさんはすごいね」と言われ、私もすごく誇らしかった。
私はもともと、子どもが2歳で入院した時、ケアワーカーさんに大変お世話になったことから介護の道を目指しました。助けてもらった経験があるからこそ、特に困っている人にサポートを届けたい。その願いは、ニチイの頼れるメンバーがいて、初めて叶うものなんだと改めて感じています。

わたしのLife

やっぱりお風呂が、
大好きです!

休日の楽しみは、娘とのスーパー銭湯!いろんなお風呂に入っては、「癒されるね〜」「最高だね〜」とリフレッシュしています。お風呂って、やっぱり、いい。ずっとお風呂に入れる人生がいい。自分のしてきた仕事の価値を、再確認する瞬間です(笑)。

実は私は、4児の母。末っ子はまだ5歳なので、公園を駆け回って、一緒に滑り台を滑るような休日もよくあります。そんな日も、最後はやっぱりお風呂でほっ。仕事もプライベートもエネルギッシュに過ごすには、全てを忘れてゆっくりできるお風呂が必要不可欠です。

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