
ニチイではたらく人
一人ひとりと心を通わせ、
笑顔の日々をオーダーメイド。
杉浦 愛
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
名古屋支店/ニチイケアセンター大府
2014年入社
わたしのWork
「やりたい」が溢れる毎日を
お手伝い。
「一人ひとりのご利用者さまと時間をかけて向き合い、これまでの人生や暮らし方に寄り添った介護がしたい」。そんな理想を日々かたちにしている場が、私のはたらくグループホームです。
9人のご利用者さまに対し、常に2人のスタッフが付いて、一緒に並んでお料理をしたり、畑仕事をしたり。ご利用者さまがこれまでお好きだったこと、張り合いを持って取り組めることを探しながら、毎日を彩るレクリエーションを共に行っています。私の頭の中はいつも、「どうしたら笑ってもらえるかな?」でいっぱい。認知症で、言葉のやり取りが不自由な時もあるからこそ、笑顔は「本当に喜んでいただけたのか」を測る大切な手がかりなんです。
根底には、どんな些細なことであっても、相手に押し付けたくはないという想いがあります。たとえば下着の着替え一つとっても、汚れたからと無理やり着替えさせるのと、自分から「着替えよう」と思っていただくのとでは大違いですよね。じゃあ、「自分から進んで着替えてもらうにはどうしたらいいんだろう?」そんな一つ一つのことについて、先輩たちと知恵を出し合い、試行錯誤を重ねています。うまくいくと、すごく嬉しいんですよ!

動けなくても、喋れなくても、
心は通い合う。
リーダー研修で、他の事業所に9ヶ月間研修していたときのこと。私は重度の認知症を持つ、全介助のご利用者さまと出会いました。こんなにも意思疎通の難しい方と接したことのなかった私は、どうすれば「相手に寄り添った介護」ができるのか、自問自答を繰り返していました。
その時、助けになったのは、その事業所ではたらいている、たくさんの先輩スタッフたちの姿。私の持っていなかったコミュニケーションの引き出しをたくさん持っていて、見様見真似で学ぶうちに、自分の介護の幅も広がっていったんです。
9ヶ月後、私はその全介助のご利用者さまとも意思の疎通ができるようになっていました。手を握って、目線を合わせて、ゆっくりゆっくりお話しする。言葉にすれば、すごくシンプルなことでした。改めて、スキンシップの大切さを理解できたこと、何より「必ず伝わる」と信じてコミュニケーションを取り続けること。それが大きな学びとなりました。私の介護の土台をつくってくれた、大切な思い出です。

わたしのLife
推し活で、
心に栄養をチャージ!

休みの日は、全ての時間を推し活に投入!大好きなアイドルグループがいるんです。ライブがあればシフトを調整して参戦しますし、ライブのない週末も、溜めていた録画を見たりYouTubeをチェックしたり。やることは無限にあります(笑)。
「なぜ彼らが好きなのか?それは、グループ仲がとてもいいから!」互いを思い合っているからこその言葉や空気に癒されて、心に栄養をもらっています。そう、介護のお仕事も推し事も、心が通う関係があってこそなんですよね。
