働く社員インタビュー
"人"を想う仕事が社会を支える原動力に

篠尾 広輝さん
- 2017年入社
- HR本部 労務管理部 労務管理課
入社後1年半は医療事務の現場で外来対応等を経験。2年目の10月に現在の部署に着任。
従業員の労務相談対応や労務管理にかかる研修企画等を担当。

塚本 希さん
- 2021年入社
- HR本部 人事企画部 人事企画課
1年目は有料老人ホームで介護業務に従事、2年目は支店へ異動し介護系講座の運営業務を担当。その後HR本部へ異動し、介護業務に従事する従業員の勤怠管理・賞与支給・給与算定等を担当。
現在は人事企画課へ異動し、新たな人事施策の企画立案・運用管理業務を担当。

現在の業務内容とやりがいや
大変なことについても教えてください。

最初にHR本部に配属された時は、人事=採用や研修というイメージが強かったので労務管理の仕事のイメージが持てませんでした。主には従業員が困ったりトラブルに巻き込まれた際に、支店と一緒になって解決へと導くお仕事なのですが、最初はただ指示されたことをこなすのに精一杯でした。ですが業務を通じて「この仕事は会社の最終防波堤なんだ」という実感が湧き、今では従業員や会社そのものを守っているというやりがいを感じています。この仕事は、営業や事業推進のような目に見える成果を得ることは少ないですが、その分「誰かのために繋がっているな」と実感出来るシーンは多くあります。自分自身も入社当初から「誰かのためになりたい」という想いが強かったので、今になって振り返ると適性を活かしてもらえた配属だったと感じています。

私がHR本部に着任した当初は、勤怠給与システムがリプレイスされた直後で、本社も支店も混乱している最中でした。そんな中だったので、中々自分が思うように役に立てないもどかしさを感じていましたが、現場で働くみなさんの勤怠管理や給与算定などに携わりながら、自分の中に専門性が蓄積されていくのを実感しながら、今では後輩を指導できるまでに成長できたと実感しています。2024年の10月に管理系から企画系の部署へと異動し、これからは誰しもが持つ良い面をニチイで活かせる機会を創出するための取り組みに力を入れていきたいと思っています。

"従業員の拠り所であるために"
業務を進めるうえで
大切にしていることはなんですか?

ニチイは約8万人の従業員を抱えながらも、その人事業務はほとんどアウトソースせずに内製化しているという稀有な会社なので「労働基準法」という大きなルールをベースに運用を決めたり、管理していく視点が欠かせません。ですが私は、画一的な管理ではなく従業員1人ひとりと向き合うことを大切にしたいと思っています。1つひとつの事案について、ご本人の状況や、それをサポートする支店担当者の考え、先輩や上司の意見など複眼的に捉え、その方にとって最適な回答が出せるように努めています。

塚本さんの話にあるように、ニチイは組織規模がとても大きいので、良好な人間関係を構築することはとても大切だと思っています。例えば、困っているご本人と、それを解決するための私たちHR本部の間には、支店や支社といった様々な組織が介入します。ですので、ただ意見をぶつけ合うだけではお互いが折り合いを持って一番良い回答に結び付けることが出来ません。相談を受ける時には「相談してしまって申し訳ない」という気持ちよりも「相談してみて良かった」と思っていただけるようなコミュニケーションを心掛けています。
お2人が所属する本部の魅力はどのような部分だと感じていますか?

仕事を通じてオーナーシップを培えるところが魅力だと思っています。言われたとおりにやるのではなく、自分自身がその仕事に対してどうしたいと思っているのか、自由に意見を述べて、ディスカッションをしながら最後までやり抜く。もちろん最後は上司も一緒になって取り組んでもらえるので、安心感を持って取り組むことが出来ます。また、私の部署ではそれぞれが果たすべき役割を持って仕事に取り組んでいるのも印象的です。私自身もこの部署で、自分らしい役割を見つけて担っていきたいと思っています。

私も、HR本部は"人"を想い、日々向き合いながら仕事をしている部署なだけに、雰囲気としては年次関係なく肯定的に意見を受け入れてくれる文化があると感じています。こうしたチャンスを最大限活かしながら、自分たちの世代から積極的に発信し、戦略を持って能動的に約8万人の従業員のみなさんが働きやすい環境づくりに寄与していきたいですね。